2017年12月31日日曜日

2017年

 20過ぎてからなんか1年が早く感じますね。もう年の瀬かあ。
 ということで2017年のメモ。

 アイマスに関しては、2016年のシンデレラ4th以降、なんかぷつっと糸が切れたような気がしてて、2017年はそれがテールを引いてた年だったのかなあと思います。2月くらいにオタクに「惰性で行ってない?」って言われたんですけど今思い返すとそうだったのかもしれません。でも追ってればすごく楽しいコンテンツであることには変わりなく、7月の石川なんか今年のトップ3に入るイベントだと思います。来年の年末のドームも行きたいと思います。

 1月は割とユーフォ熱が大きかったです。1期は5話ぐらいまで見て切ってたんですが、2期が始まる前にもう一度見返してみたら割と面白くて、年末年始はひたすらユーフォを見ていました。その熱の続きで1月の真ん中ぐらいに卒論から逃げながら宇治に行きました。旅行自体が久々だったというのもあるのですが、すごく満足度が高かったです。
 もう一つ1月で重要なイベントは、やはりPyxisの2ndライブでしょう。 話は去年の秋まで遡るのですが、ミリオンのツアーでやっぱり伊藤未来さんが気になるなーーってなってたところで、Pyxisにたどり着きました。 その後、宇治旅行の後に行ったTrySail大阪でセンパイ。とオリジナルを聞いて、「やっぱり音源を聞いていいと思った曲をライブで聞くのはいいなあ」と思い、いてもたってもいられずに翌日東京に飛んでPyxisの2ndに参加しました。ここで豊田萌絵さんになり、2nd終わりに新宿で飲んだオタクにけしかけられてStyle Partyに入会し、豊田萌絵BDの応募をして、、、といった感じです。今年の転機その1。

 2月はただひたすら隠居してました。

 3月はユーフォのイベントと豊田萌絵BDでした。ユーフォのアニメが終わって結構経ってて、もうぼちぼちイベントも減っていくんだろうなという時期だったので、きちんと回収できて良かったです。かなり久々に作品として好きなアニメに出会った気がしました(この後秋アニメでまた別のアニメにお熱になるのはまた違うお話)。
 豊田萌絵BDは、ぼちぼち記憶が薄れかけているのですが、アイドルソングパートに強い感銘を受けたように記憶しています。あと、StylipSの曲も割と気に入って、やっぱりLantisのわかりやすく刺さる曲が好きなんだなと思いました。

 4月もイベントはありませんでした。

 5月はPyxisの2nd Anniversary Partyとトキメキ感謝祭、シンデレラの石川公演でした。
 この頃がおそらく一番Pyxis熱が大きかった時期です。その割にはアニバはよく覚えていませんが(?)。
 トキメキ感謝祭も楽しかったです。基本的に昔の曲が好きなので、昔のアイドルソングを女性声優が歌って、さらにそこにPyxisもいるというのだからこのイベントはすごい可能性を秘めているぞと思いました。なぜかその後のアニメ展開でうん…?って感じになっちゃいましたが。また純粋にアイドルソングを歌うイベントをやってほしいものですね。
  シンデレラの石川は、出演者が発表された時点から「これは石川最強だな」となっていたのですが、予想のど真ん中をぶち抜いてツアー最高の公演になりました。過去最高に気持ちいいUOを折ったのもこの公演です。あとやっぱり地方遠征っていいですね。寿司もうまいし、ライブは楽しいし、完全に浮かれてました。

 6月はユーフォ宇治、シンデレラ大阪、そして豊田萌絵FCでした。
 FCイベ、豊田萌絵さんの魅力が発揮されやすいイベントだなあと思いました。内容を置いておくと、今年最高の接近はこちらになります。チェキを撮るオタクになってしまいました。

 7月はシンデレラのLV だけでしたね。

 8月はSSAのLVからのアニサマでした。
 なぜかアニサマ全通することになりましたが、まあ楽しかったです。ただその週の予定の都合で、あまりモチベを上げていかなかったのはちょっと後悔してます。全体曲前で出ちゃったし。今思い返すと、Pyxisのアニサマ初出場とかエモの塊ですよね。WUGとか言ってたのはどうなったんでしょう。誰も知りません。小倉唯ちゃんはここが2018年のツアーに繋がってるんじゃないかと思います(違います)。

 9月は写真集のサイン会からの2ndシングルリリイベでした。
 サイン会はかなりゆっくりと接近できて楽しかったです。サインを間違えられたのですが、まあそれもいい思い出ということで。 思い出した、この後なぜか妄キャリオタクにディアステに連行されて胡桃沢まひるちゃんとお話してました。謎です。
 リリイベは行くつもりはなかったのですが、ダイスキ×じゃないの回収が翌年の3rdになるということに気付いてこれは行かなければと思い衝動的に上京しました。しかし、残念ながら悪天候でC/Wのみの披露に。結果的に12月に回収できたのでよかったです。 何でしょうか、僕は秋に衝動的に上京する癖でもあるのでしょうか(去年はメトロプロムナードの広告を見に上京した)。

 10月は伊藤未来BDでした。
 1stアルバムの世界観がいたく気に入ってたので、満足のいくライブでした。

 11月は死ぬほど働いていました。0イベです。

 12月、今年の集大成です。 HPNとプチミレ4thですね。
 秋ぐらいにHPNの告知があってから「何だこの僕のためみたいな対バンは??」となってました。ここで転機その2。予習に聞いたプチミレにドはまりしました。きっかけは「ぼくのティンカーベル」です。後述。んーー来年どうなることやら。

 純粋に「楽しかった」という意味で順位をつけるならば、
3. シンデレラ石川
2. プチミレ4th
1. HPN
でしょうか。12月2週目、一番楽しい週末でした。


 続いて2017年楽曲トップ10。出してみれば3曲のサビが王道系エモ進行(ルートが下がっていくやつ)でした。分かりやすいの好きなんだなあ。

10. adrenaline!!! / TrySail
 王道進行枠その1。個人的にswingが好きなのもあって、初聴でかなり刺さりました。サビ2回目で3つめルート(「かき分け」のところ)がVIIbに変わってるのが地味に好きです。あとサビ前後の転調がわりと突発的なのですが、すとんと耳になじむ収まりの良さが好きです。ブラスサウンドはやっぱりいいですね。高音の輝きだけじゃなくて中低音のロングトーンも効果的に使ってるのが印象的です。

9. SUN FLOWER / THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
 王道進行枠その2。アイマス枠。しんげきの曲、(いい意味で)安っぽいんで新鮮なんですが、この曲はかちゃかちゃした明るい曲調の中で夏曲お約束のマイナーコードを組み込んでいてなかなか高評価です。ライブめちゃくちゃ楽しかった。

8. Shocking Blue / 伊藤美来
 伊藤美来の「アーティスト」としての面を本当の意味で感じた曲です。1stの泡ベルは、今までの伊藤美来のイメージを踏襲したものでしたが、こちらは打って変わってブラスが輝く大人なナンバー。リリイベでも何回か聞いたのですが、この曲から音楽の表現の幅が広がった気がします。ファルセットの使い分けは本人の意図するところみたいで、これも歌の表情付けに一役買っています。2サビのルートがIVではなくIV#で、ここから半音ずつ下がっていくのが好きです。

7. グレープフルーツムーン / 夏川椎菜
 単純に刺さりました。トリッキーなストリングスのイントロ(Aメロ前?)が好きです。進行もリズムも全体的に意外性にあふれているのですが、この曲の世界観の中に上手くまとめているなという印象。落ちサビ最後の処理の仕方が好きです(「輝いたまま」の後、「忘れないよ」の後)。

6. ダイスキ×じゃない / Pyxis
 イェッタイガー枠です。

5. さよならソレイユ / 安野希世乃
 80s枠。こういう曲好きなんですよ。夏の悲しさが全面に押し出された進行。Aメロ終わりやBメロ真ん中のIsus4→Iとか、ちょいちょいメジャーが混ざってるあたりでさらに悲しさが増しますね。スイカに塩みたいな(わからない)。サビ9-12小節、25-28小節のシンセストリングが印象的ですね。

4. ワタシイロ / 伊藤美来
 MVの世界観にすごく引き込まれます。僕が声優アーティストに求めているのはこれで、たかみゆきひさにしてやられたなという感想です。これもswingですね。かわいいに寄せるでもなく、背伸びした大人でもなく、これが等身大の「伊藤美来」なんだ、という曲。「ワタシイロ」というタイトルや歌詞からだけではなく、歌い方からもそういったものを感じます。楽曲の色に合わせて歌で演じる、というのは他の声優アーティストでもよくあることですが、自分自身の等身大を「演じる」というのはなかなかないんじゃないでしょうか。

3. apple*colorful*princess / 竹達彩奈
 “いつか立派な『お姫様』になるから待っていてね” この一節に集約されています。最近流行りの声優が作詞するやつですね。あやな公国の全てが過不足無く表現された曲なのかなと思います。基本的にちやほやされたい女の子が好きなのでこういうのが好きです。竹達彩奈の曲は全体的にそうなんですが、バンドサウンドをベースに曲を作っていて、音楽の力でいい曲を作っているな、という印象でかなり刺さる曲が多いです。竹達彩奈のコピーバンドとかやりたいですね。

2. アリス*コンタクト / 山崎エリイ
 “““好き”””。80s枠。このアルバム、構成も含めて全部好きなんですが、この曲は飛び抜けて好きです。ど真ん中で80sに寄せてきているのですが、今の曲としても十分に聞けるモダンなインストになっています。サビ8小節目終わりのVIIbが好きです。エリイちゃん1st行くべきだったなあという気持ち。

1. ぼくのティンカーベル / petit milady
 文句なしの第一位。僕をプチミレに陥れた張本人。前回も書きましたが、王道進行をポップでハイテンポな曲にすんなりと合わせこんでて、なおかつ童話的な世界観も残っているところ、素晴らしいですね。一聞惚れです。MVはリップシンクが印象的です。Bメロ全部定点リップシンクという斬新なもので、二人の「かわいい」が無限に詰まっています。このMVのリップシンクだけ永遠に眺めてたい。というかtkttこんなに可愛かったっけ。

 推敲せずにたらたらと書いてるのでたらたらとなりましたが、こんな感じでしょうか。この1年はPyxisな年でした。最後の最後にプチミレに落ちてたり、来年のイベ初めは小倉唯だったりとしてるので、来年はどうなるか楽しみですね!!!!

 最後に、今年もいろいろな方にお世話になりました。しょっちゅう居住地が遠い人と飲んでた気がしますね。また来年も飲みましょう。
 それではよいお年を。

2017年12月12日火曜日

Holy Party Night! / petit milady 4th LIVE『ラ・プチミレッタ~小さな淑女の童話歌劇』

12/9の「Holy Party Night!」と12/10の「petit milady 4th LIVE『ラ・プチミレッタ~小さな淑女の童話歌劇』」に参加してきました。HPNはなんか出演者が僕のためのイベントみたいな感じで期待指数が高かったんですが、予想通り楽しいイベントになりました。プチミレ4thはかなり直前まで迷っていたのですが、結局行って大正解でした。

Holy Party Night! のセトリはこんな感じ。
1. Crazy Party Night~ぱんぷきんの逆襲~ (HPN ver)
2. #彼氏いません (クリスマスVer.)
3. ぼくのティンカーベル
4. azurite (piano arrange)
5. 永遠ラビリンス
6. ライスとぅミートゅー
7. クリスマスメドレー (赤鼻のトナカイ~サンタが街にやってくる~ママがサンタにキスをした)
8. My first love
9. Lunatic Romance
10. 星の数じゃたりない
11. 王子様と雪の夜
12. Pop-up Dream
13. ダイスキ×じゃない
14. No Color
15. 守りたいもののために
16. 恋人がサンタクロース
17. Night terror
18. レクイエム
19. Snow Christmas
20. サンタさん

 出演者は、petit milady、Pyxis、山崎エリイ、村川梨衣。この面子が並んでるの、今考えてもよくわかんないですね。最高です。

 1曲目、きゃりーさんの曲だったんですね。この曲のポップさとトリッキーさが割と今回のメンバーに合っていたんじゃないのかと思います。「Holy Party Night」とか歌うもんだからわざわざ新曲書き下ろしたのかと思いました。
 次にプチミレゾーン。#彼氏いません、生バンで聞けたらぶち上がるだろうなーと思ってたら、まさか本当に来ちゃいました。全体的にプチミレの曲がかなり好きなので割と期待してたんですが、azuriteのピアノアレンジは唯一翌日に聞けなかった曲なのでそれは特によかったなーと。
 続いてpetit milady&山崎エリイによるクリスマスメドレー。広く歌われている曲なのですが、元の曲がはっきりとあるだけに、バンドアレンジでアイドル声優が歌うというのが非常に新鮮で、新しい曲を聞いてるみたいでした。広く愛される曲ってどういう形になっても映えますね。
 エリイちゃんは、1stライブに行くかどうか真面目に検討したくらいには1stアルバムの曲が好きです。今回特に気になったのは、Lunatic Romance。MCの感じからはなかなか想像しにくい力強く情熱的な歌唱でした。ライブ断然行きたくなったなあ。
 王子様と雪の夜も初視聴。トキ祭の時から思ってましたけど、豊田萌絵&山崎エリイの組み合わせはなんかすっとはまりますね。なんだろう。
 そしてPyxisゾーン。2曲とも回収できて良かったです。なんか高まりすぎてよく覚えてないんですけど、翌日のリリイベでもまさかのこの2曲。ゆっくりと聞けて良かったです。特にダイスキ×じゃないは、豊洲のリリイベが雨で中止になったので、数カ月ぶりの念願かなって、という感じです。
 みくさんの守りたいもののためには初披露でした。Pyxisでは色んな方向の曲があるのに対し、こちらの方は伊藤美来の世界観を崩さずに、路線が定まってきたなという感じです。個人的には泡ベルのときのような爽やかポップ系よりも、少しだけブルーな雰囲気が入った、甘しょっぱいようなものの方がみくさんに似合っていると思います。爽やかさとかわいらしさを残しつつ、妙にどこか悲しい雰囲気という絶妙な塩梅が素晴らしいですね。No colorとかその真骨頂だと思います。
 村川梨衣さんは曲自体はあまり刺さらなかったのですが、あの細い体のどこからあの声が出てるんだという感じですね。生で歌声を聞いたのは初めてでした。
 最後はももクロで〆。これも初めて聞いた曲でしたが、なかなか好きでした。ももクロ妙に好きな曲多いです。

 かなり前の方で非常に楽しかったのですが、終わってから思うともう少しゆっくり見ても良かったかなーという感じ。改めてセトリを見返してみると色々と「わー!ってなってわー!ってなってる」ので、映像化が強く期待されます。何回でも言います、映像化お願いします。


続いてプチミレ4thのセトリ。
1. Girl's Jubilee
2. 空腹からやりなおせ!
3. らぶれたーふろむかぐや
4. Eat or Love??
5. アドリブ
6. 人魚姫 (BPM of the 21st century)
7. Cinderella Beyond The Destiny
8. Black Snow White
9. 魔法使っちゃった
10. ぼくのティンカーベル
11. One and Only Story
EN-1. スキ キライ キライ 大スキ♡
EN-2. #彼氏いません (クリスマスVer.)
EN-3. Fantastique♡Phantom
EN-4. azurite
EN-5. ハジマリズム

 前半部分は、アルバムの曲順とまったく同じ。個人的にどんなアルバムでもストーリーがあると良いなあと思います(みくさんの1stアルバムなんかもそう)。petit mirettaはその点を全面に押し出したコンセプトアルバムなんですが、これをそのままぶっ込んできて公演に仕立て上げるというのはまさに僕が見たかったもので、なかなか満足でした。竹達さんのパフォーマンスも去ることながら、特に悠木碧さんの「楽曲を演じる」という点に非常に感心しました。声優が行うライブの醍醐味ってここにあるよなあっていうのは前から思っていた事なのですが、それをかなりのレベルでこなしているあたり、この人はえげつないですね。色々歌ってる所を見たくなりました。
 特筆すべきは、ぼくのティンカーベル。僕をプチミレに陥れた張本人です。サビは王道系エモ進行 (I→V→III7→VIm→VIIb→I)なのですが、これをポップでかわいい感じのこの曲に突っ込んでいる点と、これと非常によく混ざるメロディーライン。主張が強いけどちゃんと箱に収まっているベースライン。それでも残る童話の世界観。聞いて一瞬で惚れ込みました。それでこのMVがまた可愛いんですよね。tkttこんなに可愛かったっけ問題が発生しました。
 アルバムと既存曲をしっかり分けてきたのは個人的には好みな構成です。後半部分はプチミレのライブに初参加でも楽しめるような、厳選された5曲でした。ライブ演出の方は、噂に聞く通り、わちゃわちゃしてました。そういうの割と好きなので楽しかったです。

 結果的にこちらも見たかったものが全部詰まっていて、「もはやこれも僕のためのイベントみたいなものでは?」といった感じで、うだうだ迷ってたあの時間は何だったんだろう??と思い返しています。


 11月はイベントが無かったのでその補正もあるかも知れませんが、HPNからのPyxisリリイベからのプチミレ4thと、非常に充実した週末でした。僕のクリスマスは終わりました。あとは年を越すだけです。


P.S. 池袋で飲んだ方々、お疲れ様でした。